モンゴルは真冬こそ最高です
逆張りで言っているのではありません。
実際に、先週(2025.12.4〜12.9)に行って、深くそれを実感しました。
今回は、真冬のモンゴルが最高だった理由や、格安ツアーに参加した旅行記、さらにドケチ管理人が選ぶおすすめの格安ツアーの紹介、そして本気で必須な持ち物リストまで、モンゴル旅行をまるごと解説します。
夏に旅行する方にも、全て役立つ情報ですので参考にしてください!
これを読めば、最安で最高のモンゴル旅を実現できるはずです。
※当ブログは運営維持のためアフィリエイトリンクを利用しておりますが、掲載するのは、実際に体験し本当におすすめできるものに限ります。
モンゴルは、夏も冬もベストシーズン

モンゴルというと「夏がベストシーズン」と言われることが多いですが、実は冬も同じくらい魅力的。
むしろ、冬だからこそ味わえる良さがたくさんあります。
夏:適温でみんなに人気なシーズン
・気温が快適で観光しやすい
・遊牧民の移動や草原の風景などが満喫できる
・観光客が多く交流できることも
冬:実は穴場でお得なシーズン
・観光客が少なく、静かでのんびり楽しめる
・航空券やツアー費用が大幅に安くなる
・雪原の絶景がとにかく美しい(夏とは別世界)

モンゴルの雪原景色は最高です。
寒さは準備すれば大丈夫。意外といけるんです!
モンゴルの冬は、-30℃まで下がります。
「−30℃って大丈夫?」と思うかもしれませんが、
モンゴルは湿度が低いので 同じ気温でも日本の冬より体感がラク です。
日本とは違い、表面だけが寒く、底冷えはしないかんじですね
基本的な防寒をすれば問題ありません。服装までご紹介すると長くなるので、こちらの記事で詳しく解説します。
安くて品質の良いアイテムだけを厳選しています。
モンゴル旅行のモデルコース
実際の5泊6日のモンゴル旅行の全体像です
普段は個人旅行派でも、広大で移動手段が限られるモンゴルでは、どうしてもツアーが必須になります。
ただし全部を任せる必要はなく、アクセスが難しい場所やガイドが必要な体験だけをピンポイントで予約すればOK
この使い分けこそ、モンゴルを無理なく楽しみつつ、コストも抑えるコツです。
| 1日目 | 日本→チンギス・ハーン空港 |
| 2日目 | ウランバートル日帰りツアー |
| 3日目 | ゲル宿泊2泊3日ツアー |
| 4日目 | |
| 5日目 | |
| 6日目 | チンギス・ハーン空港→日本 |
ウランバートル観光、ゲル宿泊、乗馬・ラクダ体験、古都カラコルム観光まで、無理なくすべてを楽しめるちょうど良いスケジュールです。
この日程を基準に、日数を長くするなら追加、短くするなら削るなど工夫してみてください!
モンゴル旅行&格安ツアー体験記
ここからは、私自身のモンゴル旅行の体験をもとに、みなさんの参考になる情報をお届けできればと思います。
1日目:成田→チンギスハーン空港
夜到着だったため、Trip.com の空港送迎を事前に予約
これが本当に快適で、荷物運びまで丁寧に対応してくれました

モンゴルは夜間のタクシー利用でぼったくりや交渉トラブルなどが起きやすいため、初日は送迎を予約しておくのが安心です
飛行機がとんでもなく遅延しましたが、Trip.com側の対応が非常に良く、初めての到着日には特におすすめです!
僕が利用した送迎サービスはこちら☟
2日目:ウランバードル格安日帰りツアー

市内観光は、GetYourGuideの格安日帰りツアーを利用。
なんと1人5600円。
相場の半分ほどなので間違いなく破格です。
主要スポットを効率よく巡れ、運転手さんも優しく大満足でした。
確実にお値段以上でしたね。
こちらのツアーの詳細な旅行記は別記事で紹介しています。
3日目:格安オプショナルツアー(ゲル2泊3日)
今回の旅行のメインである2泊3日ツアーが始まりました。
・朝9時ホテル出発
女性ガイドさんがホテルまで迎えにきてくれました
ウランバートルの街並みやモンゴルの大自然を横目に見ながらブルド国立公園へ向かいます

国立公園へ向かう途中でスーパーに寄ってくださり、各自必要なものを買いました

特に買うものがなかったので水だけ購入。
4時間ほどで到着

あたり一面が銀世界。肉眼で見るともっと綺麗です!
道路が悪いのかとんでもない振動で時々起こされたが、非日常的で楽しかったです笑
ゲルに入りちょっと休憩

想像以上にゲルが綺麗だったので、テンション上がりました
お昼ごはんを食べて、楽しみにしていた乗馬とラクダ乗り体験をします!!

馬の操作はガイドさんが全てやってくれます

手綱を握る必要がないので、移動中も360度の絶景を心ゆくまで楽しめます!
ラクダが冬毛もこもこで可愛かったです。

おやつで捌いた馬肉をもらえました。美味しかった。

今日のアクティビティがおわったので、夕暮れの大自然を満喫します

そして、あたり一面を照らす月明かりの神々しさにただただ感動しました。

実際に見ると、息を飲むほど感動します。マジで。
真冬で空気が澄んでいるため、より景色が綺麗なんです…。
ちなみにこちらが3日間ともにするトイレ。

ガチ遊牧民のガチ遊牧民式トイレを体験できる貴重な機会
僕は全く抵抗がない上に良い人生経験だと捉えるタイプなので喜んで使用しました
異文化体験万歳
そして、肝心な電源とWi-Fiはガイドさんのゲルにしかなく、電波が届かないためスマホが「ただの板」になります
強制デジタルデトックスの始まりです
4日目:古都カラコルム観光
日の出が本当に綺麗すぎました

これだけでもモンゴルの来た甲斐があると思えます
朝10時出発
カラコルム博物館 到着

日本の援助を受けて建設されたため、展示物の説明書きは日本語表記があり、内容が非常に理解しやすかったです
博物館のトイレ。おそらくモンゴルの中で一番綺麗なトイレ。

絶対ここでしておきましょう笑
お昼ご飯はレストランに入り、モンゴル料理のホーショールを食べました。

モンゴル名物の塩ミルクも飲めました

食べたことない味ばかりでしたが不思議と美味しかった
やっぱり本場の気候や風土が、味に深みを与えているのだと実感
昼食後、移動してカラコルムのシンボル「亀石」に到着。

これは、モンゴル帝国の旧都カラコルム時代の石碑を支えるために作られたもので、都の象徴的遺構として現在も残っています。
ちょっと歩いてエルデネ・ゾー寺院に到着。

エルデネ・ゾー寺院は、カラコルムを代表する象徴的な寺院です。
16世紀に建てられたモンゴル最古のチベット仏教寺院で、108基の白い仏塔に囲まれた壮麗な姿が特徴です。


日曜日で閉まってたためお寺の中には入れませんでした笑
とはいえ、かつてのモンゴル帝国の都・カラコルムの歴史を感じられて大満足です
これで今日のツアー行程は終わりなのでゲルに帰ります。
ゲルまでの移動中に砂漠があったので、ガイドさんにお願いして降ろしてもらいました笑

ザ砂漠。人生初砂漠。夢だったのでまじで興奮しました
皆さんも砂漠ダッシュやってみてください
ハマってる人

その後、ゲルに帰り、遊牧民自家製の「馬乳酒」を貰いました。

これも初めての味だけど酸味があって美味しかった
馬乳酒は、発酵させた馬の乳から作られるモンゴルの伝統的な酒で、アルコール度数は低めです。
遊牧民の暮らしに深く根付いた日常的な飲み物らしいです。
今日も夕暮れを満喫します。

明日に備えておやすみなさい!!
5日目:ゲル2泊3日ツアー最終日
・朝10時出発
今日のツアー行程は、ウランバートルまで移動するだけです
今日がモンゴルの大自然との最後の時間だと思うと、移動中の景色さえ名残惜しくて、ずっと目に焼き付けていました

ウランバートル到着、2泊3日のツアーが終了!
知識が豊富なガイドさんのお話がとても面白くて、モンゴルへの理解がぐっと深まりました。
しかも、とても優しい方で、終始居心地よく過ごせました。
本当にありがとうございました。
解散後、ウランバートルのデパートでお土産を物色したあと空港に向かいます。


深夜の空港到着。今日の寝床です。
人に寝られるために製造されたベンチと言っても過言ではないですね

今まで数多くの空港で寝てきましたが、間違いなく、寝心地ナンバーワンです。
6日目:帰国
寝坊しそうなりましたが無事、出発。

旅立つ最後の最後まで綺麗な景色で、完全試合達成されました。
チーバくんの耳を見守りつつ日本への帰国を実感。

めっちゃ安い上に素晴らしいモンゴル旅行でした!!!!
こちらのスケジュールがみなさんの参考になればと思います!
次に、今回利用したツアーのレビューも併せて、貧乏大学生が血眼になって探した格安ツアーをご紹介します笑
モンゴル超格安ゲルツアー3選
モンゴル向けのツアー会社が数多くありますが、10万円を超える高額ツアーも多く、価格と内容のバランスを考えるとおすすめできる会社は限られます。
そして、モンゴルのオプショナルツアーは2泊3日が最適です。
(※ウランバートル観光は別の日帰りツアーを取ること)
なぜなら歴史観光とゲル泊、乗馬・ラクダなどのアクティビティを無理なく詰め込めて、一通り回れる“最小限で最大満足”の日数だからです。
2泊3日のツアーの業界最安値は60,000~です。
数あるツアー会社の中で、実際に利用した経験やコスパ・実績を踏まえると、信頼できるのは以下の3社です。
- ゲットユアガイド(GetYourGuide)
- 新ズーチトラベル
- ツォクト乗馬ツアー
これらの中から、目的別の失敗しない選び方と、それぞれの特徴を解説します。
失敗しないツアー選びのコツ
結論から言うと、初めてのモンゴル観光において、以下の3つの内容がすべて揃ったツアーが、最も満足度が高くなります。
- カラコルム観光(歴史)
- かつてのモンゴル帝国の首都。日本で言えば「京都」のような存在で、歴史と文化の密度が段違いです。
- ゲル宿泊(生活文化)
- 大草原の中で、伝統的な移動式住居に泊まる。これに泊まらなければ帰国は許されない。
- アクティビティ(体験)
- 乗馬、ラクダ騎乗、ゴビ砂漠など
この3つをバランスよく網羅しているのが「GetYourGuide」と「新ズーチトラベル」です。
特に初めてモンゴルに行くなら、快適さが保証されている「GetYourGuide」がおすすめです。
①GetYourGuide
迷ったらこれ。 快適・観光・体験の「全部入り」
「せっかくのモンゴルだから冒険したい。でも、トイレやお風呂が不便すぎて辛いのは嫌」
という方は、このツアーが一番良いです。
▶料金: 62,227円(2泊3日)
※複数人参加でさらに割引あり
▶ このツアーの特徴
- 内容が豪華: 「ゲル宿泊+カラコルム観光+ラクダ乗り」に加え、意外とない「ゴビ砂漠」まで含まれた強力パッケージ。
- 衛生面が良い: 「シャワーあり」「きれいなトイレ」が確保されています。
これは旅の疲れを癒やす上で非常に重要です。 - 信頼の高評価: 口コミ★4.6(177件)という驚異の評価の高さ。
▶結論:「不便すぎるのは困るけれど、しっかり遊びたい」という方に最適。初めてのモンゴル旅行なら、これを選べば間違いないでしょう。
②新ズーチトラベル
リアルな遊牧民生活に挑戦
僕が実際に参加したのはこのツアーです。ガイドさんも良く、コスパは最強クラスですが、参加にはちょっと「覚悟」が必要です。
▶料金目安: 最安60,000円(2泊3日)
※複数人参加でさらに割引あり
▶ このツアーの特徴
- 内容が充実:「ゲル泊+乗馬・ラクダ+カラコルム」の3点セットをしっかり網羅。
- 最安:とにかくコスパが高く、ガイドさんも素晴らしい。
▶ 注意点(人を選びます)
- 完全に「遊牧民仕様」: 電源・Wi-Fiはほぼゼロ。
- 水回りがハード: シャワーなし、トイレは草原の簡易式など、かなりワイルドです。
▶結論:「旅の不便さえも思い出にできる!」というバックパッカー気質の方には最高ですが、快適性は期待しないでください。
私は、遊牧民のリアルな生活ができるので一番好きです笑
③ツォクト乗馬ツアー
とにかく馬に乗りたい! アクティビティ特化
観光名所巡りよりも、「乗馬体験」に全振りしたいアクティブ派向けのツアー会社です。
▶料金: 68000円~(2泊3日)
※複数人参加でさらに割引あり
▶ このツアーの特徴
- 料金が安く、乗馬体験の密度が濃い。
- 遊牧民生活を濃厚に体験できる。
▶ 注意点
- カラコルムなどの歴史観光が含まれない場合があるため、「バランスよく観光したい」という人には不向きかもしれません。
▶結論:「観光地巡りよりアクティビティ派! とにかく馬に乗りまくりたい」という方向けです。
目的別に選ぼう
初めてのモンゴル旅行で、コスパ良く、かつ失敗したくないなら、水回りの設備も整っていてバランスの良い「GetYourGuide」を基準に選ぶのが正解です。
ぜひご自身に合うツアーを体験してください。
まとめ
冬のモンゴルは、航空券が安く、人も少なく、雪原の絶景まで楽しめる“穴場のベストシーズン”です。
しっかり防寒さえすれば問題なく快適に過ごせ、ゲル泊・乗馬・ラクダ・カラコルムといったモンゴルらしい体験を存分に味わえます。
今回紹介した5泊6日のモデルコースと格安ツアーは、ウランバートル観光と大草原のアクティビティを無理なく組み合わせた、非常にバランスの良い旅でした。
日程が増えても減っても、このスケジュールを基準に調整すれば満足度が高いはずです。
ぜひモンゴルを楽しんでください!!









