こんにちは、ドントストップ青木です。
引き続き、北京旅行のレポいっぱい書いています。。。
早速ですが、北京旅行の目玉といえば、やはり本場のパンダですよね
「北京動物園」はパンダファンの聖地ですが、「広すぎる」「回り方が複雑」「大混雑」という難点も。
何も知らずに行くと、人混みに疲れて、パンダも寝ているだけだった…で終わってしまうかもしれません。
そこで本記事では、2025年最新の「北京動物園・完全攻略ガイド」を公開します。
必須のチケット購入手順から、パンダを効率よく見るためのおすすめルートまで徹底解説。
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この記事さえ読めば、初めての方でも迷わずスムーズにパンダ+動物園散策を満喫できます!
北京動物園とは?

北京動物園は、1906年(清朝末期)に創設された中国で最も歴史ある動物園です。
かつて皇族の庭園だった敷地を利用しており、美しい中国式庭園と動物飼育が融合した、世界でも珍しい景観を楽しめるのが特徴です。
広大な敷地(東京ドーム約19個分)には、約450種・5,000頭以上もの動物が暮らしています。
その最大の目玉は、やはり「ジャイアントパンダ館(熊猫館)」でしょう。
ここでは、話題のスターパンダ「萌蘭(モンラン)」をはじめ、日本では見られない数多くのパンダたちが、屋内・屋外でのびのびと過ごす姿を観察できます。
また、中国を象徴する珍獣「金絲猴(キンシコウ)」や、内陸部としては世界最大級の「北京海洋館(水族館)」も併設されています。
歴史ある建築巡りと動物観察を同時に楽しめる、北京観光の超定番スポットです。
基本情報とアクセス
| 中国語表記 | 北京动物园 |
| 所在地 | 北京市西城区西直门外大街137号 |
| 料金 | 【4月1日~10月31日(旺季)】 入園のみ:15元 共通券(入園+パンダ館):19元 【11月1日~3月31日(淡季)】 入園のみ:10元 共通券(入園+パンダ館):14元 |
| 営業時間 | 【4月1日~10月31日(旺季)】 開園:7:30~18:00 ※パンダ館は 8:00~18:00 【11月1日~3月31日(淡季)】 開園:7:30~17:00 ※パンダ館は 8:00~17:00 ※施設や時期により若干異なります。事前にご確認ください。 |
| 公式サイト | https://www.bjzoo.com/ |
| アクセス方法 | 電車 |
アクセス詳細
地下鉄4号線「動物園(Dongwuyuan)」駅
C出口(南東口)またはE出口(南西口)から徒歩すぐ
※正門(南門)に直結しています
タクシーでアクセスも便利ですが、電車も簡単かつ節約になるので、電車の方がおすすめです!
またタクシーは渋滞リスクがあります。。。
ベストシーズン
・「春(4〜5月)」
・「秋(9〜10月)」
この時期は気温が安定しており、動物たちも活発に動くため見応えがあります。
特に春は新緑が美しく、秋は空気が澄んでいて散策に最適。
一方、夏は高温で動物がぐったりとしていて、日陰に隠れがち、冬は屋外展示が縮小される可能性があります。
夏は、酷暑でパンダがぐったりするため、朝一番が勝負です!
チケットの種類と購入方法
チケットは入場券+パンダ館のセットを買おう
北京動物園のチケットは大きく分けて
①「動物園門票(入場券)」:園内に入れる基本チケット
②「動物園門票+熊猫館(パンダ館)」:パンダ専用エリアの追加チケット
③「動物園門票(入場券)+北京海洋館(入場券)」:水族館とのセット券
の3種類があります。
パンダ館は追加料金のため、パンダを確実に見たい場合はセット購入しましょう。
特に休日はパンダ館が混雑するため、事前にセット券を買っておくとスムーズです。
また動物園+北京海洋館も訪れる場合は「Trip.com」で事前購入しておきましょう。
僕が2025年11月に訪れた際には、窓口でセット券が販売されてませんでした。
事前購入の手順
WeChatミニプログラムから事前予約
1.WeChat(微信)アプリを開く
2.上部検索バーで「北京动物园」または「Beijing Zoo」と入力
3.ミニプログラムを開く
4.「购票(チケット購入)」をタップ
5.ケット種類(入場券・パンダ館・海洋館)を選ぶ
6.パスポート番号を入力
7.WeChat PayまたはAlipayで支払い
8.QRコードを受け取り、入場時にスキャンするだけ
外国人でもアプリ操作は比較的簡単で、最短1〜2分で購入できます。
ただし、中国の電話番号を要求される場合があるので、その際は別の購入方法を試しましょう。
Trip.comで事前購入
Trip.comは中国発の旅行アプリですが、日本でも普及していて、日本語完全対応・クレカ決済可で使い勝手が圧倒的に良いです。
こちらからTrip.com簡単で簡単に予約できます。
また動物園+慕田峪長城のプライベート日帰りツアーも安いのでおすすめです。
現地窓口での購入は可能だが非推奨
外国人でも現地チケット窓口で購入できますが(2025.11月時点)
• 週末は長蛇の列
• 言語が通じず手続きに時間がかかる
• パンダ館が売り切れる可能性
などデメリットがそこそこ多く、オンライン予約のほうが圧倒的にスムーズです。
注意点:支払い方法は要チェック
・公式WeChatでは WeChat Pay または Alipay のみ。
→クレジットカード不可。
・Trip.comなら クレジットカードOK・日本語OK。
→中国の決済アプリに不慣れな人はTrip.comが便利。
・現地窓口でも基本的にはWeChat Pay または Alipay のみ。
パンダ館の楽しみ方・攻略法
パンダ界のトップアイドル「萌蘭(モンラン)」に会うには?
北京動物園でいま最も人気のあるパンダが、SNSで“脱走パンダ”として一躍有名になった 萌蘭(モンラン)。
活発でよく動くため、常に多くの人が彼の展示エリアに集まります。
しかし行く時間によってはパンダが1ミクロンも動かない場合があります。
時間帯の狙い目は「開園直後」か「夕方」
・開園直後~10:00くらい
・夕方15:30~17:00
の時間帯が圧倒的おすすめです!
特に午前は活動的な姿が見られやすく、木登りや遊ぶ様子を撮影できるチャンスが多めです。
日中は、パンダちゃんは、ほぼ寝ているので、この時間内に行きましょう
ちなみに僕が10:30に行った際には、ぐっすり眠っていました。。
周りの方も全然動かない…shock(´口`)↓↓となっていました笑

そのため、10:30より早い時間帯に行くのがおすすめです!
パンダグッズのお土産ショップ(萌蘭限定グッズは必見)
パンダ館の外には、ここでしか買えない公式パンダグッズショップがあります。とくに人気なのは、
萌蘭(モンラン)限定のマスコット、バッジ、キーホルダーなどのアイテム。
週末は売り切れが出ることもあるため、欲しいものがある場合は見学後すぐにショップへ立ち寄るのがベストです。
パンダ以外も見逃せない!おすすめの見どころ
北京動物園は何もパンダだけではありません。
実は、日本ではなかなか見られない貴重な動物がたくさんいますのでご紹介します。
「金絲猴(キンシコウ)

パンダに次ぐ中国の国宝級動物です。
鮮やかな金色の毛と青い顔が特徴で、「西遊記」の孫悟空のモデルとも言われています。
パンダ館ほど混雑せず、美しい姿をゆっくり観察できる癒やしスポットです。
「獅虎山(ライオン・トラ山)」

動物園のシンボル的なエリアです。
石造りの山が展示場になっており、アムールトラやホワイトライオンが岩場を闊歩する姿を上から見下ろせます。特にトラの迫力は凄まじいです。
世界最大級の内陸水族館「北京海洋館」
園内にある、世界最大級の内陸水族館です。
巨大トンネル水槽やイルカショーなどスケールは規格外です。
※別料金(動物園とのセット券が必要)ですが、予算と時間に余裕があれば行く価値大です。
北京動物園おすすめモデルコース
北京動物園は頤和園とセットで観光するのがおすすめです。
北京動物園内には頤和園行きの船着場があります。
両方を観光される方は、動物園見学の後に船着場へ向かうよう、コースをアレンジしてみてください。
※料金は120元と割と高め
超時短・見どころだけコース

所要時間:2~3時間
【①パンダ館→②獅虎山→③キンシコウ→④西北門】
北京動物園の主要な見どころである、①パンダ館②獅虎山③キンシコウだけを抑えたコースです。
キンシコウを見た後に西北門から出るルートですが、北京海洋館や頤和園まで行く船に乗りたければ、北エリアに戻ってください。
見どころ+北京海洋館コース

所要時間:4~5時間
【①パンダ館→②獅虎山→③北京海洋館→④北門】
北京動物園の主要な見どころをほぼ抑え、北京海洋館にも行くコースです。
もしキンシコウも見たければ、一度西区まで行き、また北区まで戻ってきて下さい。
完全制覇コース
ここまでご紹介しておいて何ですが、一番のおすすめは、これらのコースを『叩き台』にして自由にアレンジすることです。当日の気分や体力に合わせて、行きたい場所を足したり引いたりして、自分だけのプランを楽しんでください。

所要時間:4.5~5.5時間
①パンダ館→②雉鸡苑(キジ類)→③育幼室→④犬科动物区(イヌ科動物)→ ⑤小型食肉动物区(小型肉食獣)→⑥北極熊展区(ホッキョクグマ)→⑦熊山(クマ)→⑧狮虎山(ライオン・トラ)→⑨澳洲动物区 (オーストラリア区)→⑩象馆(ゾウ)→⑪犀牛河馬馆(サイ・カバ)→⑫鹰山(ワシ・タカ類)→⑬美洲动物区(アメリカ区)→⑭水鳥湖→⑮火烈鳥馆(フラミンゴ)→⑯两栖爬行馆(爬虫類・両生類)→⑰企鹅馆 / 水獭展区(ペンギン・カワウソ)→ ⑱长臂猿馆(テナガザル)→⑲猩猩馆(オランウータン・チンパンジーなど)→⑳キンシコウ→㉑长颈鹿馆(キリン)→㉒非洲动物区(アフリカの動物)→ ㉓儿童动物园(こども動物園)→㉔鹿苑(シカ類)→㉕西北門
北京海洋館に行きたい方は、ご自身で自由に組み込んでみてください!
現地で困らないための観光のコツと注意点
【重要】パスポートは「原本」を携帯!
外国人は入園ゲートで身分証(パスポート)の提示を求められることがあります。
予約画面(QRコード)だけでなく、必ずパスポートの原本を持ち歩いてください。
コピーや画像では不可の場合があります。
トイレには「ティッシュ」持参が鉄則
園内のトイレは比較的きれいですが、トイレットペーパーが備え付けられていない場所が多々あります。ポケットティッシュや除菌シートは必携です。
※個室は洋式よりも「しゃがむタイプ(和式に近い)」が主流です。
スニーカー一択!水は多めに確保
園内はとにかく広大で、石畳の道も多いです。ヒールやサンダルは避け、履き慣れたスニーカーで挑みましょう。
夏場は特に、事前にペットボトルの水を1〜2本買っていくことを強くおすすめします。
詐欺に注意(非公式ガイド)
動物園の入口付近で「パンダ館は今入れない」「こっちが近道」などと声をかけてくる非公式ガイドやタクシー運転手がいますが、すべて無視してください。
動物園の後は「頤和園」がおすすめ!
頤和園とは、動物園の北西にある、西太后が愛した中国最大級の皇室庭園(世界遺産)です。
・移動は「タクシー」がコスパ最強
名物の水上バスは料金が高いため、タクシー(または配車アプリDiDi)の利用が賢い選択です。
複数人なら割り勘でさらに安くなります。ドア・ツー・ドアで体力も温存できるため、広い頤和園を歩く前には最適な移動手段です。
まとめ
北京動物園は、パンダ館をはじめ多彩な動物展示と広大な園内散策が楽しめるスポットです。
事前に回るルートを決めておけば、限られた時間でも効率よく主要エリアを巡れます。
ぜひ本記事のポイントを参考に、自分に合ったペースで北京動物園を楽しんでください。
最後に、北京動物園で失敗しないための鉄則は、この3つだけです。
- チケット:「パンダ館セット券」を必ず確保する。
- 朝イチ入園:混雑を避け、活発なパンダを見る。
- パスポート:入園時に原本が必須。
これさえ守れば完璧です。準備を整えて、本場のパンダを満喫してきてください!




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