【2025最新】北京・頤和園の回り方・モデルコース・チケット予約・アクセスなど完全ガイド!

Uncategorized

こんにちは、ドントストップ青木です。
先日北京を旅行したのでレポをひたすら書いています。
さっそく本題に行きましょう!

北京を旅行するなら絶対に外せない世界遺産といえば「頤和園」ですね。
ただ、敷地がとても広く、入口が複数あり、何をどう見て回ればよいか分からない……という日本人旅行者が少なくありません。

そこで本記事では、見どころ・おすすめの回り方・チケット予約の方法・アクセス・注意点
など、初めて訪れても迷わず楽しめる情報を網羅的にまとめました。


ヤスタビ.com は、バックパッカーや学生、若者向けの節約旅行情報サイトです。管理人自身の体験や徹底的なリサーチもとに、安く旅するためのモデルプランやブログ、役立つ節約情報を紹介しています。
これを参考にすれば、お得で自由な旅を計画できます

この記事だけで、あなたの頤和園観光は完璧になります!

頤和園の基本情報

中国語表記颐和园
所在地北京市海淀区新建宫门路19号
【聯票(Through Ticket)】※推奨
・ハイシーズン:60元
・オフシーズン:50元
【門票(Entrance Ticket)】
(入園のみ・建物には入れません)
・ハイシーズン:30元
・オフシーズン:20元
営業時間ハイシーズン(4/1〜10/31)
・開門:6:00〜20:00
・有料建物(仏香閣など):8:00〜17:30
オフシーズン(11/1〜3/31)
・開門:6:30〜19:00
・有料建物(仏香閣など):8:30〜17:00
※施設や時期により若干異なります。事前にご確認ください。
公式サイトwww.summerpalace-china.com
アクセス方法電車

1. そもそも頤和園ってなに?

一言で言えば、「国の防衛費を使い込んで作られた、西太后のための超豪華な隠居所」です。

紫禁城(故宮)が皇帝の「職場(オフィス)」なら、ここ頤和園は「リゾート別荘」。

清王朝の最盛期に乾隆帝(けんりゅうてい)が母のために整備したのが始まりですが、その後、英仏連合軍によって一度破壊されます。

現在の姿は、清朝末期の最高権力者・西太后(せいたいこう)が再建したものです。

当時、中国は日清戦争直前で、国を守るための「海軍」を強化しなければならない時期でした。
しかし、彼女はあろうことか「海軍増強のための予算」を流用して、自分の還暦祝い(60歳の誕生日)のためにこの庭園を修復してしまったと言われています。

「国の命運よりも、私の庭が大事」。

その結果、日清戦争で清は敗北します。

美しい湖や仏塔の裏側には、そんな権力者の強烈なエゴと、中華思想の美学、そして滅びゆく王朝の哀しみが詰め込まれています。頤和園は単なる公園ではなく、清王朝の「栄華」と「滅亡」の両方を目撃できる歴史の証人なのです。


2. これだけは見たい!頤和園の主要スポット

広すぎる園内で、絶対に外せない「四天王」スポットがこちらです。

  1. 仏香閣(ぶっこうかく): 頤和園のシンボル。万寿山の中腹に立つ八角形の塔。ここからの眺めは絶景。
  2. 長廊(ちょうろう): ギネスにも登録されている全長728mの屋根付き廊下。1万枚以上の絵画が描かれている。
  3. 石舫(せきほう): 湖に浮かぶ「沈まない石の船」。永遠の繁栄を願ったが、皮肉にも王朝の衰退を象徴するスポット。
  4. 十七孔橋(じゅうななこうきょう): 湖に浮かぶ島にかかる美しいアーチ橋。

3. 頤和園の建物一覧・ざっと解説

ルートを決める前に、地図上の主要な建物が「何なのか」を知っておきましょう。これを知ると、観光の解像度が一気に上がります。

  • 仁寿殿(じんじゅでん): 西太后や皇帝が政治を行ったメインオフィス。玉座があり、ここで大臣たちと緊迫した会見を行っていました。
  • 玉瀾堂(ぎょくらんどう): 変法自強運動に失敗した皇帝(光緒帝)が、西太后によって10年間も幽閉されていた、悲劇の場所です。
  • 宜芸館(ぎげいかん): 光緒帝の皇后(隆裕皇后)の居室。夫が幽閉されていた玉瀾堂のすぐ近くにありながら、夫婦仲は冷え切っていたと言われます。
  • 徳和園(とくわえん): 西太后が愛した京劇を見るための3階建ての大舞台。床下に井戸や水槽を仕込み、水の演出もできた当時の最高級劇場です。
  • 楽寿堂(らくじゅどう): 西太后が居住した生活空間。目の前に昆明湖が広がり、庭には「敗家石」と呼ばれる巨大な青芝石が鎮座しています。
  • 諧趣園(かいしゅえん): 「園の中の園」と呼ばれる、江南地方の庭園を模した静かなエリア。回廊が池を囲み、蓮の花が美しい隠れた名スポット。
  • 仏香閣・排雲殿(ぶっこうかく・はいうんでん): 頤和園のシンボルである八角形の塔と豪華な宮殿群。ここから見下ろす昆明湖の景色は圧巻で、絶対に登るべきハイライト。
  • 石舫(せきほう): 全て大理石で作られた「沈まない船」。ステンドグラスなど西洋風の装飾が施され、西太后がここでお茶を楽しんだ場所。
  • 蘇州街(そしゅうがい): 水の都「蘇州」の商店街を再現したエリア。昔は宦官らが店員に扮し、皇帝らが買い物を楽しんだ「ごっこ遊び」の場所。
  • 四大部洲(しだいぶしゅう): 万寿山の裏手にあるチベット仏教寺院群。赤と白のコントラストが異国情緒満点で、廃墟のような独特の雰囲気が写真映えします。
  • 西堤(せいてい): 杭州の西湖を模して作られた長い堤防。春は桃の花が咲き乱れ、観光客も少なく静かに散策できる穴場のウォーキングコース。
  • 南湖島(なんことう): 昆明湖に浮かぶ島で、西太后が月を眺めたり水軍の訓練を検閲したりした場所。ここから見る万寿山の全景が最も美しいとされます。
  • 十七孔橋(じゅうななこうきょう): 湖岸と南湖島を結ぶ、長さ150mの美しい橋。17個のアーチがあり、欄干には544匹もの異なる表情の獅子が彫られています。

4. 【決定版】頤和園の効率的な回り方・全ルート解説

目的と体力に合わせたルートを5つ紹介します。
これらのモデルコースを参考にしつつ、旅のスタイルに合わせて“自分にぴったりのルート”を見つけてみてください。

※主要な建物(仏香閣など)の中に入るには「聯票(Through Ticket)」が必要です。

【東宮門コース①】★筆者イチオシ(半半日観光・効率重視)

所要時間:2.5~3時間

全て歩きで、東宮門からの主要スポットをぐるっと回るコースです。
頤和園は東宮門から回ると、皇帝の生活空間から庭園、そして絶景へと“歴史の流れに沿って”自然に進めるようになっています。
そのため、頤和園の物語を順番に理解しながら楽しめます。

  • ルート: 東宮門 → 仁寿殿 → 徳和園 → 楽寿堂 → 長廊 → 仏香閣・拝雲殿 → 石舫 → 北如意門
  • 特徴: 王道スポットを網羅し、地下鉄駅に近い北側の門へ抜けます。無駄がなく、観光の「いいとこ取り」ができます。

【東宮門コース②】余裕がある人向け

所要時間:3.5~4時間

①コースに加え、北側の「四大部洲」「蘇州街」などを追加したルート。しかし四大部洲エリアは山道であるため覚悟が必要です。

  • ルート: 東宮門 → 仁寿殿 → 徳和園 → 楽寿堂 → 長廊 → 仏香閣・拝雲殿 → 石舫 → 四大部洲 → 蘇州街 → 北宮門
  • 特徴: 最後に「四大部洲」と「蘇州街」を見るため、満足度が高いです。出口は「北宮門」になります。

【北宮門コース①】歴史逆走ルート・そこそこ人気

所要時間:3.5時間~4時間

地下鉄4号線「北宮門」駅からスタートする場合のルート。
こちらも人気で一般的なルートであり、東宮門②コースの完全逆走ルートです。
「北宮門」駅から「北宮門」は、ほぼ直結していますのでアクセスが非常に簡単でラクです。

  • ルート: 北宮門 → 蘇州街 → 四大部洲 → 石舫 → 仏香閣・拝雲殿 → 長廊 → 楽寿堂 → 徳和園 → 仁寿殿 → 東宮門
  • 特徴: 東宮門②コースの逆走版。最初に山(万寿山)を超えるため、体力があるうちに登山を済ませられます。結構疲れますので身軽に…。

【東宮門&フェリー活用コース】優雅な人気ルート

所要時間:3~4時間

正門から主要宮殿を見学後、フェリーで湖を渡り、体力を温存するコース。
昆明湖から景色を一望できるので心に残る素晴らしい体験ができます。
また行きにくい十七孔橋にも行くことができます。

  • ルート: 東宮門 → 仁寿殿・徳和園 → 楽寿堂 → 長廊 → 仏香閣・拝雲殿 → 石舫 → 【フェリー乗船】(南湖島行き) → 十七孔橋 → 新建宮門
  • 特徴: 石舫近くから大型遊覧船(約40元)に乗り、湖上から万寿山を眺めます。南湖島に到着後、美しい十七孔橋を渡り、銅牛を見て「新建宮門」から退園します。

【北宮門&フェリー活用コース】メインどころ集中

所要時間:3.5~4時間

北宮門から入り、山越えをしてからフェリーを楽しむルート。
見どころを完全に抑えたバランスが良いルートですね。

  • ルート: 北宮門 → 蘇州街 → 四大部洲 → 仏香閣・拝雲殿 →(山を登りきって長廊西側へ)→ 長廊・石舫 → 【フェリー乗船】(南湖島行き) → 十七孔橋 → 新建宮門
  • 特徴: 山から振り返る景色と、湖上からの景色を両方楽しめます。

【頤和園 完全攻略コース】健脚・ガチ勢向け

所要時間:1日

全てを見尽くす、一日がかりのフルコース。
めっちゃ歩きますので、適宜休憩を…。

  • ルート: 北宮門 → 蘇州街 → 四大部洲 → 仏香閣・排雲殿 → 長廊 → 石舫 → 西堤エリア → 南湖島 → 十七孔橋 → 玉瀾堂 → 宜芸館 → 仁寿殿 → 徳和園 → 楽寿堂 → 諧趣園 → 北宮門
  • 特徴: 観光客が少ない「西堤エリア」や美しい庭園「諧趣園」まで網羅します。かなりの距離を歩く覚悟が必要です。

5. 実体験レポ:「東宮門コース①」

僕が実際に回ってみて、「頤和園ガチ勢ではないが、絶対に見ておくべき場所は押さえたい」という人(半半日観光派)に心からおすすめするのが【東宮門コース①】です。

理由は以下の通りです。

  1. ストーリー順に見られる: 正門(東宮門)から入ることで、政治の場→生活の場→庭園という、当時の皇帝たちの動線に沿って見学でき、歴史の重みを感じられます。
  2. 次の観光地へ行きやすい: ゴールとなる「北如意門」を出ると、地下鉄4号線「北宮門」駅まですぐです。北京旅行はスケジュールが詰め詰めになりがちですが、ここからすぐに地下鉄に乗って、円明園や市内中心部のスポットへスムーズに移動できます。
  3. 徳和園を見られる:個人的にはここが一番感動しました。こじんまりと静かな場所で、周囲の喧騒を忘れながら、圧巻の中華建築をゆっくり楽しめます。
    絶対に見るべきスポットだと思います!
徳和園

また「フェリーコース」も魅力的ですが、退園場所の「新建宮門」は地下鉄駅から少し離れており、タクシー移動が前提になります。

「効率よく回って、サクッと次の目的地へ!」という方には、東宮門①コースが間違いありません。


6. チケット予約とアクセス情報

チケットの種類

必ず「聯票(package Ticket)」を購入してください。

  1. 門票(Entrance Ticket): 入場のみ。仏香閣や徳和園の中に入れません。
  2. 聯票(Through Ticket): ★推奨 入場料+主要な有料施設の入場権がセット。これを買っておけば安心です。

予約方法

現地で購入
頤和園のチケットは現地購入は、あまりおすすめできません。人気の観光スポットなので窓口に長時間並ぶ可能性があり、また中国ではキャッシュレス化が進み窓口の運営時間も安定していません。

WeChat(微信)のミニプログラム「颐和园(Yiheyuan)」で事前予約(非推奨)
WeChatミニプログラムでの事前予約も、中国の携帯番号がないと決済できない可能性があるためおすすめできません。私も経験しました。

ツアーや解説パッケージ付きのチケットを予約する(★推奨)
最もおすすめなのは、Trip.comでツアーや解説パッケージを事前予約して、自分で入場手続きの手間を省く方法です。
Trip.comは中国発のツールでありながら日本でも広く利用されているので、中国観光で大活躍します。
こちらから簡単に頤和園のチケットを予約できます

慕田峪長城+頤和園ツアーがおすすめ

こちらからおすすめのツアーを予約できます

少しでも経済的に余裕がある方は、慕田峪長城+頤和園ツアーを推奨します。
こちらの2つ組み合わせると地理的に効率よく回れて、北京の名所を1日で満喫できます。

万里の長城で雄大な景色を楽しんだあと、頤和園の静かな庭園でゆったりとした時間を過ごせるというバランスが良いです。
また個人では難しい移動も、ツアーなら1日で楽に制覇できます。



入場口アクセス

  • 東宮門(正門)へ行く場合: 地下鉄4号線・16号線「西苑」駅 C2出口から徒歩約10〜15分。
  • 北宮門へ行く場合: 地下鉄4号線「北宮門」駅 D出口から徒歩すぐ。

まとめ

頤和園は、歴史ある建物と美しい庭園、そして昆明湖の絶景が一体となった北京屈指の観光名所です。

混雑やチケット購入の不安も、事前予約すればスムーズに入場可能となります。

静かでこじんまりとした場所で、圧巻の建物や長廊をゆっくり楽しめるため、ご自身に合った回り方やプランを選んで、心に残る素晴らしい体験をしてください。

迷ったら【東宮門コース①】またはツアーを使って、歴史のドラマを感じながら効率よく巡るのがおすすめです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました